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教育と人間関係の相談室カンナのつぶやき

【この頃思うこと】犬の帰巣本能に驚かされ…。

2014-04-06

 14年飼っていたマルチーズが亡くなって1年が過ぎようとしています。犬は、一度飼ってみると、居なければ淋しい存在で、でも亡くなるととても悲しい…。でも、すぐにということではなく、その内に(しかも無料で)と、昨年7月あたりに、動物愛護センター(京都府・京都市が運営母体)に申し込んでいました。
 3月の私の誕生日に、センターから1本の電話が…。とりあえず、閉所時間ギリギリに見に行き、写真を撮り、帰って配偶者に見せて相談。「飼っても、いいかな…」と合意。府と市からの誕生日プレゼント、と受け取ることにしました。
 翌日、これまた閉所時間ギリギリに引き取り手続きに。
 事件はすぐに始まりました。
 よくしつけされた、9歳のメス/雑種中型犬ですが、思っていたより力が強い。
 センターの人からは、「前の飼い主が迎えに来るんじゃないかと、待っているようです」言われていました。そりゃそうでしょう。飼えなくなる事情があってセンターに預けられたそうで、大切に飼われていたことは、犬の態度などを見れば明らかですし、元の家に戻りたいと思って当然です。
 その日の夜、一度は解放したゲージで寝る体勢に入りましたが、午前1時頃には吠え始めたため、散歩に行き、気分を変えてもらって寝てくれることを祈りましたが、またすぐに吠え始め、抱きかかえながら一緒に寝ることにしました。
 翌朝、共稼ぎなので家は彼女一人になってしまいます。さてどうするか。玄関先(陽の当たらない陰に段ボールの寝場所を用意)につないでおいて、近所の人に慣れてもらいつつ淋しさを紛らせてもらおうと思ったのが間違いといえば間違いだったのです。
 夕方4時頃までは、ご近所の方々が存在を確認しておられますが、私が5時半頃に帰ると、消えていました。ハーネスを過信していたのです。どうやら、必死にもがいて、後ずさりした際に前足の肘の部分が抜け…。見事、逃亡を果たしたわけです。
 金曜日だったので、動物愛護センターも保健所も業務終了時間を過ぎていたため休み明けの月曜日にしか連絡できません。FBとTwitterで拡散を依頼しました。翌日土曜日に警察に写真を添えて届け出。待つしかありません。
 センターでは、首にICチップを埋め込まれていたので、保健所に保護されれば、連絡が来ることにはなっていました。
 4日目の火曜日朝に、京都府宇治警察署から携帯に連絡が入りました。「よく似た犬を保護してくれている方がいます」。相手さんの連絡先を教えて頂き、とにかく会いに行くことにしました。
 宇治市内の女子高生(?)が深夜にコンビニで放浪中の犬を見つけ警察に相談、「このまま飼い主が見つからないと保健所行きになって、その後は…」と可愛そうに思ってくれ、Twitterで拡散。その友人が自宅で預かってくれる(引き取り手が見つからなければ自宅で飼うつもりにもなってくれていたようです)ことになり、警察に連絡…という経緯です。
 夕方、自宅と事務所のある京都府向日市から車でそのお宅へと向かいました。待っていたのは、そっくりの犬。一晩の付き合いしかないので確証はありませんでしたが、預かってくれていた奥さんから、しつけの状態や散歩時の行動などを聞くと、確信が持てました。お礼を言って、引き取って戻りました。
 向日市から宇治市まで、最短コースで15~16㎞はあります。夕方から深夜にかけて、彼女はこの距離を移動したわけです。おそらくは、その近辺か方角に、元の家があるのでしょう。犬の帰巣本能のすごさを目の当たりにしました。
 で、その帰巣本能は今も続いていて、散歩では三叉路や四つ角で、宇治市の方角(東)へ行こうとします。玄関(引き戸)から出ようとして内側の網戸は食いちぎられました。隙あらば逃走、の構えです。
 そんな衝動や不安と旺盛な食欲からでしょうが、立ち上がって届く範囲(食卓やイス、ゲージの上など)の食物の匂いのするものは何でも食い散らかすなどかなりのやんちゃ行動。新たな環境に慣れて落ち着くまで、配偶者は家に帰るとまず大掃除、が続きそうです。
 一昨日あたりから、夜は自分のゲージで寝るようになり、散歩(途中でのトイレ)や食事のルールも、飼い主側が理解できるようになった感じです。
 適度な緊張感のある生活。家族が増え、いろいろあっても、やっぱり癒やされますね。
 捜索や一時保護などに協力して下さった方々に、深くお礼申し上げます

 それでは、最近の気になる記事です。(今回も自殺事案を含むいじめ関連が満載です)

自殺の中3、第三者委員「いじめが一因の可能性」 熊本

 熊本県和水(なごみ)町立中学校の3年生の男子生徒(当時14)が2012年に自殺した問題で、自殺の原因を調べていた町の第三者調査委員会(委員長=吉田道雄・熊本大シニア教授)は4日、生徒へのいじめ行為11件を認定し、自殺の一因になった可能性があるとする報告書を町に提出した。
 生徒は12年7月、自宅で死亡しているのが発見された。その後、当時の町教育長や中学校長は町議会や取材に対し、からかいなどの「いじめ的な行為」はあったと認める一方、「自殺の要因になるものはなかった」などと述べていた。第三者委は明確にいじめがあったと認定し、自殺につながった可能性を指摘しており、当時の教育長らの見解と異なっている。
 第三者委は遺族の要望で設置され、昨年6月に初めて会合を開いた。同級生や教員らからの聞き取り調査などの結果、所持品に落書きしたり、生徒が1歳年上の女性とインターネットを通じて交流していたことを授業中や部活動中にはやし立てたり、女性の名前を班の名前にしようとしたりしたことなど、11件をいじめと認定した。
 自殺との因果関係については、「(いじめで)心が揺らされ、疲れるきっかけになったと推定される」(吉田委員長)として、要因の一つになった可能性を指摘。一方で、生徒の性格などを総合的に分析した結果、自殺の直接の原因は特定できなかったとした。
 町教委と学校の対応も問題視した。町教委が自殺直後の12年夏に「いじめ(的な行為)は自殺の原因ではなかったというのが教委の総意」などとする見解をまとめたことに対し、吉田委員長は「よく調べていない」と指摘。報告書では「早期に結論を出し、その後の対応にも問題を残した」と批判した。遺族への説明などの対応も十分にできていなかったとした。
 昨年9月に就任した小出正泰教育長は「指摘は十分反省し、遺族におわびしなければならない。前任者(前教育長)は当時の調査をもとに『いじめはなかった』としたが、見解を変える必要がある。早急に臨時教育委員会を開きたい」と話した。
 一方、自殺した男子生徒の父親は「しっかり調査してもらえたことに感謝する。当初から学校や教育委員会が納得できるような対応をしてくれれば憤りを感じることはなかった」と語った。(坂本康浩、森田岳穂)
「朝日新聞DIGITAL」2014年4月5日

●長崎女児自殺「片付けないと」 教育長発言、遺族が抗議
 長崎市立小6年の女児(当時11)が昨年自殺した問題で、馬場豊子・市教育長が19日に同校であった卒業式の直前、「片付けていかないといけない」と周囲に発言していたことがわかった。馬場教育長は23日、取材に対して発言を認め、「遺族を傷つけたとしたら申し訳ない」と話した。女児の遺族は市教委に抗議している。
 馬場教育長は田上富久市長の代理で卒業式に出席した。教育長本人によると、式の前に校長室で、卒業式に招かれていた来賓の1人から「早く(問題が)落ち着けばいいですね」と言われ、「そうですね。片付けていかないといけないですね」と応じた。別の来賓から「そういう言い方はあんまりだ」と指摘され、「確かによくないですね」とその場で陳謝したという。
 発言を知った遺族は翌日、代理人を通じて市教委に抗議文を提出。今後このような発言をせずに、いじめの真相解明にしっかり取り組むよう求めた。女児の母親は「(発言を知って)衝撃が強すぎて血の気が引いた。教育長にとって厄介事かもしれないが、来賓を前にそう言えるぐらいの気持ちなのか。憤りを感じる。命と向き合ってほしい」と語った。
 馬場教育長は取材に「丁寧に対応しなければいけないとの意味で答えたつもりだったが、言葉が不用意だった。遺族の気持ちを考えて責任を持って対応したい」と述べた。
http://www.asahi.com/articles/ASG3R61VKG3RTOLB00M.html
「朝日新聞DIGITAL」2014年3月23日

●190万円恐喝で中学生10人ら提訴/弘前
 弘前市内の同じ市立中学校に通う生徒10人から1年間以上にわたって少なくとも約190万円の現金の支払いを強いられ、適応障害を発症、通学できなくなったとして、同校2年の生徒と両親が、10人とその保護者に慰謝料など計約4150万円を求める民事訴訟を、青森地裁弘前支部に起こしていたことが24日までに分かった。提訴は7日付。これを受け、弘前市教委の佐藤紘昭教育長らは24日午後に会見。被害生徒1人に対し、生徒約20人が関係するいじめ事案として対応してきたが、被害生徒の不登校が続き、保護者間で和解できていない状態など、学校側の対応に不備があったことを謝罪した。
http://www.mutusinpou.co.jp/news/2014/03/30666.html
「陸奥新報」2014年3月25日

●奨学金返済苦深刻に 就職難背景、延滞金「消費者金融並み」
 就職難を背景に奨学金の返済に苦しむ若者が増えており、全国各地で弁護士や市民団体が支援活動に乗り出している。兵庫県でも昨年、「奨学金問題と学費を考える兵庫の会」が発足。深刻な相談が相次ぎ、数年の滞納で約100万円の利息・延滞金が請求された例もあった。(中部 剛)
 奨学金を扱う日本学生支援機構によると、無利子・有利子を合わせ奨学金を貸与しているのは2012年度で134万人、過去10年で約1・5倍。特に有利子の増加が著しい。
 これに伴い、未返済が増え、同機構の11年度調査では延滞している人のうち、39%が年収100万円未満、19%が無職・失業中など。不安定な雇用の影響がうかがえる。
 兵庫の会は昨年から活動を始め、これまでに神戸・阪神地域などから16件の深刻な相談が寄せられている。
 その一人、30歳代の男性は計約600万円の奨学金を借りた。専門学校を卒業したが、就職が決まらず、返済が滞った。昨秋、同機構に元金と延滞金などを合わせ、約300万円の支払いを求められ、うち100万円が延滞金と利息だった。
 現在、男性の収入は月約20万円。約300万円を一括返済し、今後も月額2万7千円ずつ返済するが、「雇用不安が続く中、10%の延滞金はあまりにも高い」と困惑する。
 兵庫の会は「奨学金が消費者金融並みになっている」と指摘。30日午後2時から神戸市中央区雲井通5の市勤労会館で、返済実態と問題点を考える集いを開く。奨学金問題対策全国会議事務局長の岩重佳治弁護士が講演する。参加費500円。
 兵庫の会では随時、相談を受け付けている。事務局TEL078・362・1166、メールhy‐shougakukin@mbr.nifty.com
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140329-00000005-kobenext-soci
「神戸新聞NEXT」3月29日

●慢性疲労症候群:患者脳内に炎症 理研チーム確認
 原因不明の疲労が続く「慢性疲労症候群」の患者は脳内で広い範囲の炎症を起こしていると、大阪市立大や理化学研究所などの研究チームが4日、発表した。PET(陽電子放射断層撮影)で確認したという。慢性疲労症候群は従来の検査では異常を見つけられず、新たな診断法や治療法の開発に役立つ可能性がある。先月24日付で米科学誌「ジャーナル・オブ・ニュークリア・メディスン」電子版に掲載された。
 チームによると、慢性疲労症候群は原因不明の極度の疲労が長期間続き、正常な生活が送れなくなる。患者は国内に約30万人いるとみられるが、治療法は確立していない。客観的な指標がないため疲労感、集中力低下など患者の訴えを基に診断し、病気が見過ごされることも少なくない。
 大阪市立大疲労クリニカルセンターの中富康仁医師らは、炎症を起こすと増えるたんぱく質を目印に、脳内の炎症部分をPETで観察することに成功した。患者9人(平均38.4歳)と健康な人10人(同39.1歳)を調べると、患者は健康な人に比べ、痛みに関係する脳の部分の炎症の程度が重かった。認知機能低下や抑うつと関係する脳の各部位に炎症があると、その症状が重い傾向であることも分かった。
 チームは今後、PETを使った診断法や治療法の開発を進める。中富医師は「患者は『怠けているだけ』などの偏見に悩むことが多い。今回、健康な人との違いがあると客観的に示せた。病気への理解が広がってほしい」と話している。【斎藤広子】
http://mainichi.jp/select/news/20140405k0000m040142000c.html
「毎日新聞」2014年04月05日

●フリースクールに通えない子を支援 米沢の「With優」が基金創設
 不登校や引きこもりに悩む若者の自立支援としてフリースクールを運営するNPO法人「With優」(米沢市、白石祥和代表)は、教育支援基金を創設した。企業や個人に広く寄付を呼び掛け、経済的な理由からフリースクールに通えない子どもたちに無利子で資金を貸し付け、学びの機会を提供する。
 With優は2007年の発足から、公教育になじめない小中学生・高校生世代を対象に学習支援を行うフリースクールを運営。これまで利用した延べ50人ほどが中学や高校進学の際に復学したり、高校卒業程度認定試験(旧大検)を経て大学や専門学校に進学したりしている。
 一方で生徒は一般的な奨学金や融資制度を利用できないという現状がある。With優のフリースクールに週5日通う場合、月謝は4万8千円だが、経済的な理由で週1、2回の通学を選択する子どももいるという。
 基金は学習意欲がありながら、満足に機会を得られない子どもを支援するために創設。趣旨に賛同した企業や個人から募る寄付金を原資とし、With優の理事や寄付者らでつくる運営委員会が管理、運用する。希望者を面接するなどし、貸し付けの可否を判断。対象者は就職後に返済する。
 白石代表は「基金を通じて受け皿をつくり、一人でも多くの子どもたちが学びの機会を得られるようにしたい」とする。賛同者の一人で、米沢市内の塗装会社カトペンの加藤精一社長は「子どもは失敗しても必ず立ち直れる。地域の中で、目の前で悩む子どもたちを育てていきたい」と語る。問い合わせはWith優0238(33)9137。
http://yamagata-np.jp/news/201403/23/kj_2014032300475.php
「山形新聞」2014年03月23日

●大人に悩み語る場が完成披露 亀岡「知誠館」
 若者と社会人が語り合うスペース「小さな森の出会い場」が完成した京都府亀岡市南つつじケ丘のフリースクール「アウラ学びの森 知誠館」で、このほど披露会が開かれた。同スクールの生徒や森を設計した造園家、教育関係者らがさっそく円卓を囲んで歓談した。
 不登校やひきこもりの若者と、仕事にこだわりを持つ職人や技術者が気軽に会話できる場として整備した。社会人との触れ合いを通して、若者たちに進路選択の参考にしてもらうのが狙い。
 教育や福祉関係者らによる実行委員会が発案し、昨年9月から約150平方メートルに雑木を植えていった。
 披露会には約20人が出席し、ドングリの苗を植えた。実行委の北村真也委員長(52)は「多くの人に活用してもらうことで、森を育てていきたい」と話した。
http://www.kyoto-np.co.jp/education/article/20140401000072
「京都新聞」2014年04月01日

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