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教育と人間関係の相談室カンナのつぶやき

「計画相談」は大事だけど、何でまだまだなの。

2015-02-22

 先日、さる人のお宅で、そのお向かいのおばちゃんと、上の住人(マンション1階に住む家主さんなので)のおばちゃんと、たまたま居場所にしていた青年と、4時間あまり、さる人の半生振り返り&リカバリー作戦会議予備会議をやっておりました。
 さっくり要点をまとめると、祖母による家全体へのコントロール(自覚はないものの、受ける側は無力・絶望・トラウマ化、暴力、そして心理的・経済的虐待)、その影響によって両親からのコントロール(自覚はないものの、受ける側は無力・絶望・トラウマ化、暴力、そして心理的・経済的虐待)、洗脳的な認知状態での高圧的な対人関係によって逆にイジメの対象化(同級生、教師などによる継続的なもの)、対処に困った他の家族が収容先に島流し(欧州のある国の「中学校」を名乗るところへの「留学」、精神科病棟…)、抗精神病薬長期投与による過沈静と副作用、自覚的な断薬による離脱症状、愛着形成・自我同一性の獲得課題の強度不全、…。
 そりゃ、統合失調症とかの診断をもらってしまうでしょうし、場面場面を切り取れば素行障害や行動障害、適応障害、強迫性障害、不安障害、コミュニケーション障害、学習障害、などなど、いくらでも診断名がついてしまう状態になるでしょう、という半生を、さる人を生まれる前から知っているおばちゃんたちと、泣き笑いながらふり返る場に臨場しました。
 現在の診断名はアスペルガー症候群で、服薬無し。手帳、障害年金に加えて、障害福祉サービス等の地域支援を受け始め、生活と健康を整えようとしている真っ最中の、ライブ・アセスメント面接ですね。
 昭和の戦後を「拝金主義」で生きてきた家庭に育ち、求められる姿・期待に応えられなかった子どもがどう排除されていくのか…を如実に体現する一人の生き証人です。
 これ、社会福祉や地域社会で支えられるか支えられないのか、精神科病棟・医療からの地域移行・定着支援のあり方が問われる極みのようなケースですが、京都市ではまだまだ「計画相談」が進んでいないので、この方もこれから…。保健センターの担当者にはお願いしてありますが、相談支援事業所が超少なくて対応しきれないのが現状のようです。
 しかし、それは「障害者総合支援法」の運用がきちんとできていない状態であって、市側の不作為。
先日のような聴き取りこそ、「計画相談」のアセスメントには不可欠だと思いますが、対応できていないことが残念でなりません。
 私は勝手に、独自の計画相談、個別支援計画、ASD特性のある人向けの精神的アプローチアセスメントシートを作っていて、先だっての「支援会議」的な予備会議に提出。昨日も本人に個別支援計画、ASD特性のある人向けの精神的アプローチアセスメントシートを提案してこれからの関わりに活かしていくことを確認してきました。
 本人抜きに、仕組みで整えようとしてはいけません。
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